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モバイルを狙う脅威が拡大、日本では毎月1万件以上のランサムウェアが検出

2017/02/03

トレンドマイクロは2月1日、公式ブログで「2016年を振り返る:世界のモバイル脅威事情1・攻撃規模と対象を拡大する不正アプリ」と題する記事を公開しました。モバイル不正アプリ(スマホウイルス)の最新状況として、「マルウェア」「ランサムウェア」「オンライン銀行詐欺ツール(ネットバンキングを狙うウイルス)」の2016年の動向を解説しています。

まず同記事によると、「モバイルを狙う脅威」をトレンドマイクロが検出しブロックした回数は、2016年1年で6,500万件に達しました。収集・解析した不正アプリ(Android端末向け)の検体数は1,920万個で、2015年に収集された1,070万個の2倍近くになりました。モバイル脅威の活動内容や感染経路については大きな変化はありませんでしたが、「攻撃規模」「対象」「攻撃手法」に拡大傾向が見られました。

モバイル向けランサムウェアは、2016年、急激に増加しました。ほとんどがAndroid OSの機能を悪用した、画面ロック型のランサムウェアでした。モバイル向けランサムウェアは、インドネシアおよびロシアで活発化し、2016年8月から9月にかけて検出が急増。日本もモバイル向けランサムウェアの流入が拡大しており、3月以降は毎月1万件以上が検出されているとのことです。

モバイル向けオンライン銀行詐欺ツールのほとんどは、ロシアのモバイルユーザーを狙ったもので、世界的な検出数の74%を占めていました。それ以外には、中国、オーストラリア、日本、ルーマニア、ドイツ、ウクライナ、台湾が影響を受けました。

モバイル向けマルウェアは、標的を企業に特化したケースは観測されませんでしたが、継続して企業に影響を与えました。同社の分析によると、2016年に企業がもっとも影響を受けた脅威は、アドウェアやスパイウェア、オンライン銀行詐欺ツール、ルート化マルウェア、SMS型トロイの木馬といった不正/迷惑アプリでした。検出率は中国がもっとも高く、フランス、ブラジル、ドイツ、ポーランドが続いています。こうした脅威は、サードパーティのアプリストアを経由し、おもに拡散していると見られますが、正規のマーケットプレイスでも不正アプリの存在が確認されています。




モバイル向けランサムウェアの検体数推移 前年との比較(全世界、トレンドマイクロによる解析)

モバイル向けランサムウェアの検体数推移 前年との比較(全世界、トレンドマイクロによる解析)


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