FacebookやInstagram、Twitter、YouTubeなどのSNSに、子どもの写真や動画を投稿することは日常的なコミュニケーションの一部になっています。一方で、「我が子を見てもらいたい」という軽い気持ちで行った投稿が、想定外のトラブルに発展したり、子どもを危険にさらしてしまったりする可能性があることも知っておきましょう。
ネットに投稿した写真や動画が第三者によって複製、転送、共有された場合、ネット上から完全に削除することは困難です。親や周りの大人はこうしたリスクを理解した上で、慎重に写真や動画を選定し、必要に応じて投稿の公開範囲を制限するようにしましょう。
もちろんこれは、あなたの家族に限ったことではありません。友人や知人の子どもと一緒に写った写真も同様です。写真や動画を投稿する前に、本当にネット上で共有する必要があるかどうかを冷静に考え、子どもの肖像権やプライバシーへの配慮を怠らないようにしましょう。
もちろん投稿に際しては事前に保護者の承諾を得るのがマナーです。子どもの顔や個人を特定できる情報をスタンプで隠すなどの配慮も忘れないでください。