Adobe Flash Playerには、悪意のあるFlash(SWF)コンテンツを介してDoS攻撃を受けたり、任意のコード(命令)を実行されたりする可能性がある脆弱性(APSB13-08)が存在するとのこと。そのため、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンが制御されたりする可能性があります。なおすでに、この脆弱性を悪用した攻撃が確認されているとのことです。
脆弱性が存在するのは、Windows版は「Adobe Flash Player 11.6.602.168 およびそれ以前のバージョン」、Macintosh版は「Adobe Flash Player 11.6.602.167 およびそれ以前のバージョン」、Linux版は「Adobe Flash Player 11.2.202.270 およびそれ以前のバージョン」となります。
アドビシステムズはすでに最新版の提供を開始しており、IPAでは更新を推奨しています。