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2013年はスパムメール変化の年-トレンドマイクロ

2014/01/09

トレンドマイクロは1月9日、同社ブログで、「2013年のスパムメール脅威状況を振り返る」と題する記事を公開しました。2013年のスパムメールの全体像を紹介し、「変化の年」と位置付けています。

それによると、スパムメールの数は、2012年から増加。内容についても、従来手法がいまだに存在する一方で、より多くのユーザに被害を与えるように「改良」されたスパムメールも確認されたとのことです。

主なトピックとしては、まず、悪名高きエクスプロイトキット「Blackhole Exploit Kit(BHEK)」が減少しており、とくにBHEKの作成者とされる「Paunch」が10月6日に逮捕されて以降、BHEKによるスパムメール送信活動の数はさらに減少した模様です。

一方で、第3四半期には、健康に関連したスパムメール数が増加。同社が確認したスパムメール全体の30%を占め、毎日200万通以上が確認された時期もあったとのことです。さらに、通称「オバマケア」と呼ばれる米国の医療保険制度改革法に便乗したいくつかのスパムメールも登場しているようです。

スパムメールに添付される不正プログラムについても変化があり、第1四半期から第3四半期にもっとも拡散された不正プログラム「ZBOT」ファミリは、第3四半期の途中で「TROJ_UPATRE」ファミリにとってかわりました。2013年11月には、添付ファイルを含む不正なスパムメールの約45%が「UPATRE」を含んでいました。

トレンドマイクロは、2013年のスパムメールの全体像が、2014年の脅威の先駆けになると考察しており、とくにスパムメール数という観点では、「ソーシャルネットワークを利用したスパムメールは劇的な増加を経験する」と推測しています。

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