JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月11日、アドビシステムズの「Adobe Flash Player」に脆弱性が存在するとして、注意喚起する文章を公開しました。
それによると、Adobe Flash Playerには複数の脆弱性があり、悪意のある第三者が細工したコンテンツをユーザに開かせることで、任意のコードを実行させる可能性があるとのことです。
対象となる製品とバージョンは、Adobe Flash Player 14.0.0.125(Internet Explorer、Google Chromeなど)です。
現在最新バージョン「14.0.0.125」が公開されており、それにアップデートすることで脆弱性は解消されます。JPCERT/CCでは、対策済みソフトウェアへアップデートすることを推奨しています。
なお、Windows 8用Internet Explorer 10、Windows 8.1用Internet Explorer 11およびGoogle Chromeは、標準でAdobe Flash Playerが同梱されています。Windows 8用Internet Explorer 10およびWindows 8.1用Internet Explorer 11は、Windows Updateなどで最新のAdobe Flash Playerが更新プログラムとして提供されます。