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「偽サイト」、「なりすましECサイト」の脅威

2014/08/06

トレンドマイクロは8月4日、同社ブログで「オンラインショッピングを脅かす『なりすまし』の脅威、SNSアカウントの乗っ取りによる広告メッセージ送信も確認」と題する記事を公開しました。

それによると、ブランド名を無断使用したり、類似するブランドを使用したりする「偽サイト」または「なりすましEC(電子商取引)サイト」と呼ばれるオンライン店舗サイトが問題になりつつあるとのこと。2014年上半期(1~6月)において、すでに約5,600件の詐欺行為を働くサイトが確認されています。

同社の最先端脅威研究組織である「Forward looking Threat Research」が2013年8月に実施した調査では、ある5つの海外高級ブランド名に「激安」と加えて検索すると、上位100サイトで、50%を超える確率で偽ブランド品の販売を行う危険なサイトへ誘導が行われていました。2014年現在、この傾向は沈静化しつつあります。しかしその実態は、より巧妙な手法に切り替えただけであり、実在する店舗のロゴマークやデザイン、商品写真等を無断でコピーするサイトを構築するようになっています。

これらなりすましECサイトでは、金銭をだまし取られるだけでなく、クレジットカード情報など個人情報をだまし取られる可能性もあります。そのため政府は、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の下で「なりすましECサイト対策関係府省庁検討会議」を開催し議論を進めています。

一方、犯罪者はなりすます対象をオンラインショッピングモールが発表している店舗ランキングに注目して決定しているため、高級ブランドだけでなく、季節性のあるシーズン商品や日用品、趣味嗜好品などを販売する専門店舗もなりすましの対象となっていることが確認されています。