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ダークWeb内の「オンライン賭博場」を初確認

2016/07/26

トレンドマイクロは7月21日、公式ブログで「UEFA欧州選手権に便乗する仏アンダーグラウンド賭博『French Dark Bets』を確認」と題する記事を公開しました。フランスの有名なサイバー犯罪アンダーグラウンド市場「FDN」が、違法賭博にも利用されている事例が、初めて確認されたとのことです。

インターネットには、さまざまなアンダーグラウンドサイトやサービスが存在しますが、そのなかには、検索エンジンでは発見できないものが存在します。これが「Deep Web(ディープWeb)」です。そのなかでも、アクセスする際の匿名性保持や追跡回避、さらにサイト自体の匿名性を確実にする手法で構築されているのが、「Dark Web(ダークWeb)」「darknet(ダークネット)」と呼ばれるものです。具体的なサービスとしては、「TOR」「Freenet」「I2P」などが挙げられます。

ダークWebは、基本的にサイバー犯罪者が利用するもので、一般に宣伝されるようなことはありません。しかし、トレンドマイクロは7月1日、フランスのダークWebに存在する、最大級のアンダーグラウンド市場「French Dark Net(FDN)」が一般公開され、YouTubeで宣伝されているのを発見しました。同社は「驚きとともに確認した」と表現しています。

「FDN」は、フランスの有名なサイバー犯罪アンダーグラウンド市場で、合法違法を問わず、何でも販売されているのが特徴。動画でも、ドラッグなどの違法薬物、オンラインアカウント認証情報、クレジットカード番号、ハッキングマニュアルなどの“商品”が紹介されていました。

さらに今回、FDN内にオンライン賭博場「French Dark Bet(FDB)」の存在も確認されました。旧来のサイバー犯罪者の市場が、違法賭場にも利用されている事例は、初めてと見られています。この賭博場では、新製品の発売日や選挙の結果などが、賭けの対象になっていました。一番人気は、やはりスポーツ賭博で、先頃開催されたサッカーのUEFA欧州選手権「UEFA EURO 2016」では、すべての試合に賭けることが可能でした。なお、FDBも含めFDNでの支払いは、すべて仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」が利用されています。

現在はまだ、FDBの利用者は多くありませんが、今後もFDNは宣伝を継続し、アンダーグラウンド市場の利用者拡大を図るだろうと、トレンドマイクロは予測しています。

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