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「ウイルスに感染した」と警告し電話させる手口が急増

2016/09/30

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は9月29日、「“ウイルスに感染した”という偽の警告で脅し、電話するように仕向ける手口」(通称「偽警告」)について、「セルフチェック診断チャート」を公開しました。

「偽警告」は、「あなたのコンピュータでウイルスが検出されました」という画面表示・音声読み上げが突然行われ、ウイルス削除のため「サポート」に電話をかけるよう仕向けるものです。電話をかけると、遠隔操作用のソフトをインストールするよう誘導され、最終的にはサポート契約まで推奨される、という流れです。金銭的な被害や情報漏えいなどが起きた事例は、まだ表立って確認されていませんが、不審な行為であることは間違いありません。

「偽警告」の手口は、2015年にも確認されていましたが、今年3月ごろよりIPAへの相談件数が急増。8月末には最多となる200件を記録し、9月もすでに200件を超えているとのことです。この件数は、「ワンクリック請求」に並ぶ勢いになっています。

もし被害にあった場合は、「セルフチェック診断チャート」を利用することで、現在おかれている状況と対処を簡単にチェック可能です。表示される設問に回答することで、診断結果が表示されます。なお、IPAでは、警告画面に表示される、具体的な電話番号についても公開中です。



「偽警告」のイメージ。突然警告音が鳴り、警告メッセージが表示される(IPAのリリースより)

「偽警告」のイメージ。突然警告音が鳴り、警告メッセージが表示される(IPAのリリースより)