is702
ニュース

「マリオ」に便乗する不正/迷惑アプリ、6000件確認

2016/12/12

トレンドマイクロは12月9日、公式ブログで「最新モバイル脅威事情:人気ゲーム便乗手口を『マリオ』で検証」と題する記事を公開しました。任天堂の人気キャラクター「マリオ」を利用した不正/迷惑アプリについて分析し、注意を呼びかけています。

「本物に見せかけた不正アプリ」「ゲーム内コインを入手できると謳う詐欺サイト」「有利な攻略機能を提供すると主張する広告アプリ」など、人気のゲームアプリが誕生すると、便乗するさまざまなサイバー脅威が発生します。たとえば最近では「ポケモンGo」などへの便乗が見られました。

任天堂は、「マリオ」が登場する初のスマホゲームアプリ「スーパーマリオ ラン」を9月に発表。12月15日から、iPhone/iPadに向けて配信開始する予定です。しかしトレンドマイクロの調査において、すでに多数の便乗アプリの存在が確認されているとのこと。後発のはずのAndroid向けにも、すでにマリオが“登場”していました。

同社のセキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」によると、2012年以来今年11月までにタイトルに「Mario」を冠するアプリ9000件以上が入手できました。そのうちおよそ6000件は、不正/迷惑アプリと判定され、そのほとんどが「広告表示を行うアドウェア」「利用者に不要なアプリをインストールする迷惑アプリ」などでした。国別では、日本やインドネシアなど、アジアの国々からの検出が多い模様です。

たとえば「Super Mario」という不正/迷惑アプリは、海外のサードパーティマーケットで頒布されていました。利用者がこのアプリをインストールしても、ゲームは起動できず、「アップデート」のためと称して、不要な別アプリのインストールを促されるだけの迷惑アプリでした。ゲームが起動できるタイプもありますが、こちらは勝手にアイコンを作成したり、ポップアップ広告や画面上部のバナー広告を表示したりする不正アプリでした。

このように、“正規の方法では入手できない”として、不正/迷惑アプリを頒布する手口は、常とう手段になっています。利用者は正規マーケットである「Google Play」「App Store」、運営者がはっきりしている信頼できるサードパーティマーケットからのみ、アプリをインストールするようにしましょう。また導入時の権限設定などにも注意しましょう。



偽アプリ「Super Mario」のインストール画面<br />

偽アプリ「Super Mario」のインストール画面



※2016年12月13日17:20更新:アプリの入手期間に関する記述を修正いたしました。


  • セキュリティーレポート メルマガ会員募集中 is702の最新コンテンツを月2回まとめてお届けします。
  • トレンドマイクロ is702 パートナープログラム
  • トレントマイクロ セキュリティブログ
セキュリティーレポート メルマガ会員募集中 is702の最新コンテンツを月2回まとめてお届けします。
トレンドマイクロ is702 パートナープログラム
トレントマイクロ セキュリティブログ