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偽のセキュリティ警告表示による詐欺が、5月に入って急増

2018/07/19

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は7月18日、偽のセキュリティ警告をパソコン画面に表示し、有償ソフトウェアの購入や有償サポート契約に誘導する手口が、ここ最近急増しているとして、「安心相談窓口だより」にて注意を呼びかけました。

この手口は、正常な状態にもかかわらず「パソコンがウイルスに感染している」等、偽の警告画面でユーザを不安にさせ、金銭の支払いに結び付けようとするもので、10年以上前から存在します。相談件数に増減はあるものの、継続してIPAにも相談が寄せられていました。

IPAでは、有償ソフトウェアの購入に誘導する「偽セキュリティソフト」、有償サポート契約へ誘導する「偽警告」について相談を受け付けていますが、2018年5月にいずれも相談件数が急増。「偽セキュリティソフト」は4月の87件が225件に、「偽警告」は4月の121件が187件に、大きく増加しました。6月はやや減少しましたが、それでも例年より高い数値となっています。

具体的な事例としては、サイトの閲覧中に突然「お使いのコンピューターはウイルスに感染しています」「Windowsのシステムが破損します」「○○○個のシステムの問題が見つかりました」「○秒以内に対応しないとデータが全部削除される」等といった、ポップアップやサイトの警告画面が表示されます。しかし、いずれも実際のウイルス感染はなく、偽の警告であることが、IPAの調査により確認されています。

これらの画面は、サイトのポップアップ表示、広告表示の機能を用いて表示しているだけです。正規企業のロゴが表示される場合もありますが、それも見せかけに過ぎません。正規のウイルス対策ソフト等による表示でなければ、そのまま無視して偽画面を閉じるだけで、問題は解消されます。

ここで警告画面を信じて指示に従ってしまうと、不審なソフトやサポートを有償で購入する羽目になります。さらに、ソフトウェアのインストール時に、「遠隔操作によるサポート作業」を有効にするよう誘導されるケース、氏名・電話番号・メールアドレス・クレジットカード情報等の入力を促されるケースもあります。こうしたケースでは、さらなる情報漏えいや個人情報の悪用に発展する可能性もあります。万が一ソフトを購入したりサポート契約を結んだりしてしまった場合は、システムの復元や初期化を行うとともに、最寄りの消費生活センターに相談してください。





偽警告の画面例。企業ロゴが無断使用されている(IPA「安心相談窓口だより」より) <br />

偽警告の画面例。企業ロゴが無断使用されている(IPA「安心相談窓口だより」より)


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