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「簡略版セクストーション」による被害発生中、詐欺メールで金銭要求

2018/10/04

トレンドマイクロは10月3日、公式ブログで「『アダルトサイト経由のハッキング』で脅す詐欺メール、12日間で250万円を詐取か」と題する記事を公開しました。

同社では、悪質な日本語詐欺メールの拡散を、9月19日から継続して確認。9月30日までの12日間で、少なくとも3万通の日本語詐欺メールが拡散したとしています。なお詐欺メールの送信は、10月に入ってもまだ継続しており、今後も注意が必要です。

詐欺メールの件名は「緊急対応!」「AVアラート」「あなたの心の安らぎの問題。」「すぐにお読みください!」等10種以上が使われており、本文もいくつかのバリエーションがありますが、いずれも「あなたがアダルトサイトへのアクセス時に録画されたビデオを周囲に流布されたくなければ金銭を支払え」という旨の内容です。不正ファイルの添付や不正サイトへの誘導リンク等はなく、文言だけで脅す手法ですが、送信元を受信者のメールアドレスに偽装したり、メールアカウントのパスワードを記載するなどの手口で、受信者を信じさせて不安をあおるような手法を用いています。

同社が確認した範囲では金銭を仮想通貨(ビットコイン)で550ドル~700ドルを支払うように要求してきます。支払い先としては、8件のビットコインアドレスが確認されており、そのトランザクションを10月1日時点で調査したところ、合計46件のトランザクションにより約3.4BTC(日本円で250万円相当)の入金が、日本だけで確認されました。これらのトランザクションがすべて詐欺メール関連のものかどうかは断定できませんが、その可能性は高いと考えられます。また、今回の「簡略版セクストーション」は複数の言語で日本以外の国でも攻撃が行われています。

今回のように、一度利益が得られることが判明した攻撃手口は、何度も繰り返される可能性が高くなります。その手口を知り騙されないようにすることが対策の1つとなります。また、不審なメールを可能な限りフィルタリングし、手元に届かないようにする対策の導入も重要です。



今回確認されている詐欺メールの件名とその使用割合

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