消費者庁は2月13日、「インターネットショップでのクレジットカード番号の漏えい・不正利用に注意しましょう」と題する文書を公開し、改めて注意を呼びかけました。不正アプリや不正サイトによる情報詐取、あるいは正規ECサイトの改ざんによる情報漏えい等により、クレジットカード番号が不正利用されるトラブルが増加傾向にあります。
2019年に国内で確認された正規ECサイトを改ざんする手口は、決済を行う際に、偽の決済画面が代わりに表示されるものでした。まず、偽の決済画面でクレジットカード情報を入力させ、その後に決済が失敗したとし、正規の決済画面で再度入力を行うようになっていました。従って、正規の決済も行われ商品も届くため、利用者が被害に気付きにくくなっていました。
手口のイメージ(消費者庁の発表資料より)