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2020年12月のフィッシング報告件数、3万2千件超で過去最高を更新|フィッシング対策協議会

2021/01/08

フィッシング対策協議会は1月6日、フィッシングに関する2020年12月の集計結果を発表しました。

それによると、同協議会に寄せられたフィッシング報告件数は、2020年11月の30,967件より1,204件増加し32,171件でした。2020年11月に初めて3万件を突破しましたが、それを上回り、過去最高をさらに更新したこととなります。

全体の傾向としては、Amazonを騙るフィッシングメールが多く、全体の50.0%を占めています。その他では、三井住友カード、楽天、アプラス(新生銀行カード)、MyJCBが続き、これら上位5ブランドで報告数全体の約86.0%を占めましたとしています。

発信元情報をなりすましたSMS(ショートメッセージサービス)は、宅配業者の不在通知を装ったものに加え、Amazonや金融機関を装ったものに引き続き注意が必要です。携帯電話番号宛に送られるSMSは、メールと比較すると本物と誤認したり、詳細を確認しようとついリンク先にアクセスしてしまったりする傾向があります。本文に電話番号やリンクを含むSMSは安易に信用しないようにしましょう。
その他、性的脅迫メールやなりすましメールも多数観測されたとのことです。


図:フィッシング報告件数の推移(フィッシング対策協議会の発表資料より)

図:フィッシング報告件数の推移(フィッシング対策協議会の発表資料より)


■対策
フィッシングサイトへの主な誘導手段となっているフィッシングメールやSMSには、メールのフィルタリング機能やSMSの振り分け機能、セキュリティソフト・アプリによる対策が有効です。誤って誘導先にアクセスしてしまわないためにも、不正なメッセージの受信を防ぐことが大切です。もし不審なメッセージを受け取った場合は、各サービス事業者の問い合わせ窓口、またはフィッシング対策協議会に連絡してください。
SNS広告を悪用した手口に対しては、広告からではなく認証済みの公式アカウントや正規サイトを検索し、そこから商品やサービスの情報を確認するなどし、安易に広告をタップしないようにしてください。また、ログインを促すようなメールやSMSを受信した際は、公式アプリやブックマークした正規のURLからサービスへログインして確認しましょう。

メールなどで送られてきたURLが不正なものかどうかを確認する手段としては、無償で利用できるトレンドマイクロの「ウイルスバスター チェック!(@trendmicro_vbcheck)」も役立ちます。LINEの友達に追加することで、サイトにアクセスする前にトーク画面でURLの安全性を判定でき、フィッシングサイトなどの不正サイトへのアクセス回避につながります。また、昨今注目されている個人情報漏えい被害への対策として、自身のメールアドレスがネット上に流出しているかどうかを確認することも可能です。自身や家族のセキュリティ対策に役立てましょう。


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