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国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)サイバーセキュリティ研究所は2月16日、「NICTER観測レポート2020」を公開しました。NICTERプロジェクトにおける2020年のサイバー攻撃関連通信の観測・分析結果をまとめた内容です。
NICTサイバーセキュリティ研究所では、「NICTER(Network Incident analysis Center for Tactical Emergency Response)プロジェクト」として、大規模サイバー攻撃観測網を構築し、2005年からダークネットの観測を行っています。
「NICTER観測レポート2020」によると、2020年に観測されたサイバー攻撃関連通信は、年間合計5,001億パケットで、2019年の3,279億パケットの1.52倍に当たります。10年前の2011年(約45.4億パケット)との比較では、110倍にまで達しており、近年のサイバー攻撃の激化がうかがえます。なお、NICTERでは現在約30万のIPアドレスを観測しているため、1IPアドレス当たり約182万パケットが1年間に届いたことになります。
図:1IPアドレス当たりの年間総観測パケット数(過去10年間):NICTER観測レポート2020より