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ブラウザの「通知」機能を悪用した偽のウイルス感染通知に注意|IPA

2021/03/11

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は3月9日、ブラウザの「通知」機能を悪用し、不審なサイトに誘導する手口について、注意を呼びかけました。

最近のブラウザには、サイトを訪問したときに「通知の表示」を許可すると、さまざまな情報を配信してくれるプッシュ型の「通知」機能が搭載されています(iOS端末を除く)。一方、安易に許可してしまうと、思わぬ通知が頻繁に届くというトラブルに遭う可能性があります。

IPAの「安心相談窓口だより」によると、パソコンやスマートフォンでブラウザを起動中に、「コンピュータが危険にさらされている」「携帯をクリーンアップしてください」といったメッセージが繰り返し表示される事例が発生しており、その表示画面から「不審なセキュリティソフトの購入や、不審なスマートフォンアプリのインストールに誘導された」といった相談が寄せられているとのことです。

こうしたメッセージはブラウザの「通知」機能を悪用して配信された偽の警告です。不正サイトに誘導し、実際には役に立たないサービスを購入させたり、決済情報を詐取したりするのが狙いです。またセキュリティの不安を煽るメッセージではなく、「最新スマホが当選しました!」といった内容で興味を惹き、偽サイトに誘導するケースもあります。

普段とは異なる警告の場合、その通知が偽物である可能性が考えられます。ブラウザで通知の許可を与えたかもしれない、という場合は、ブラウザの設定から確認することもできます。各ブラウザのヘルプページやIPAの公開情報などを参考に、通知の許可の状態を見直してください。またサイトに誘導されても、慌てて情報を入力せずそのまま閉じてください。その上で、自身が利用しているセキュリティソフトやアプリでスキャンを行うと良いでしょう。

偽の警告や当選通知は、このようなブラウザの機能を悪用するパターンだけでなく、ネット広告を悪用した手口もあります。急に表示される警告や当選通知を安易に信用せず、真偽を確認する習慣を身につけましょう。


図:手口の概要と基本的な対策(IPAの公表資料より)

図:手口の概要と基本的な対策(IPAの公表資料より)

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