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トレンドマイクロ株式会社
2011/12/01
様々な事情から、1台のパソコンを複数の人で共有することがあります。例えば一家に1台のパソコンを親子で一緒に使うことがあるでしょう。そんなとき、家族で撮った写真などは皆で一緒に見たいものですが、一人ひとりの個人的なデータやメールなど、見られたくないこともあります。
また、家族の中にパソコン操作に慣れていない人がいると、大事なファイルを誤って書き換えたり削除したりしてしまう、という危険性もあります。パソコンを使う子供が未成年の場合は、親などの保護者がパソコンの使用時間や使途を制限したほうがいい場合もあるでしょう。
今回は、1台のパソコンを家族で共有するときに皆が安心して使えるように、設定しておきたいこと、必要なセキュリティ対策などを紹介します。
■「ユーザーアカウント」を利用して、個別に利用できる環境を作る
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Windowsでは「ユーザーアカウント」(アカウントとも言います)という機能を利用して、使う人ごとに個別の環境を作ることができます。
例えば父、母、子供の3人でパソコンを使いたい場合は、3つのアカウントを設定します。パソコンを使うときには、各自が自分の専用アカウントにログインします。ログインした後に作成したデータは、アカウントごとに別の場所に保存できます。
また、それぞれのアカウントにパスワードを設定しておけば、本人以外はログインできなくなります。例えば父のアカウントには母も子供も入れなくなるので、メールや作成したファイルなどのデータを見られたり、誤操作される心配がなくなります。
なおWordやExcelなどのアプリケーションソフトは、アカウントを複数作成した環境でも共有して使えますので、アカウントごとに購入したりインストールしたりする必要はありません。
Windowsでは次の3タイプのアカウントが使えます。アカウントによってパソコンを使う「権限」のレベルが変わります。
パソコンを使う場合、アカウントの1つは必ず管理者アカウント(Administrator)にしておく必要があります。たいていは、パソコンを購入した直後に初期設定を行うと最初のアカウントが作成され、このユーザが自動的に管理者アカウントになります。
※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。