2013/12/19
偽アプリやフィッシング詐欺の脅威も! オンラインゲームを安全に楽しむための5つのポイント
オンラインゲームの利用者をターゲットにした犯罪が増加しています。ゲーム内で使用可能なポイントを無料で入手できるサイトなどと偽り、リンクをクリックさせ、不正プログラムをダウンロードさせたり、ゲーム用のIDやパスワードを盗み出そうとするフィッシング詐欺も確認されています。今回は、お子さまの利用も多いオンラインゲームを安全に楽しむために実践したいポイントを紹介します。
インターネットを通じ複数の人が同時に楽しむオンラインゲーム(ネットゲーム、ネトゲ)は、すでに身近な存在です。ゲームの種類も、アクションやRPG(ロールプレイングゲーム)、パズルやレーシングなど多彩で、その多くが無料で楽しめます。
中でも、オンラインゲームの一種であるソーシャルゲームは、シンプルなルールのものも多く、SNSのアカウントを利用して、スマホからも手軽に利用できるため、普段ゲームをやらないような人たちにも人気を博しています。ゲーム内では、参加者同士がチャットをしながら協力してゲームを進めたり、入手したアイテムをSNS上の友人にプレゼントするといった交流を楽しむこともできます。
これらの楽しいゲーム利用で、ひとつ注意しておきたいのが高額課金。多くのゲームが無料で開始できますが、より楽しむには、追加で有料アイテムの購入が必要な仕組みになっています。利用料は、携帯電話料金への加算やクレジットカード、ウェブマネー等でまとめて決済するため、都度払いと違い、金銭感覚がつい麻痺しがちです。
実際、2012年度に全国の消費生活センターに寄せられたソーシャルゲームに関連する相談5,034件の中でも、「高額利用・返金など」が35.4%と最も大きな割合を占めています。
また、その半数近くが、未成年の利用に関する相談です。オンラインゲームで遊ぶ際は、計画的な課金を心がけ、とりわけお子さまの利用においては、親子でルールの取り決めなど充分に配慮しましょう。
2013年4月3日:消費者庁ニュースリリースより引用
http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/130606shiryo7.pdf
※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。