2011/07/07
知っておきたいWindows 7のセキュリティ機能
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今回はWindows 7の中でも、一般ユーザ向け製品として広く提供されている「Home Premium」エディションに含まれるセキュリティ機能を中心に説明していきます。
(1)トラブル解決に役立つ「アクションセンター」機能
最初に、「アクションセンター」機能を紹介しましょう。これは、パソコンをスムーズに使えるように、セキュリティやメンテナンスなどの状態をチェックし、ユーザに注意を促すものです。XPやVistaにも「セキュリティセンター」機能がありましたが、これを強化しメンテナンス機能も含めたものです。
パソコンを安心して使うために必要な予防策や、ユーザが陥りやすいトラブルを解決するための方法を教えてくれる機能なので、チェックしておきましょう。「アクションセンター」の画面は、次の手順で開きます。
1. 「スタート」をクリックし、「コントロールパネル」をクリックします。
2. 「コントロールパネル」の画面で、「システムとセキュリティ」をクリックします。
3. 「システムとセキュリティ」画面が表示されたら、「アクションセンター」をクリックします。
4. 「アクションセンター」の画面が開き、セキュリティに関する注意やメンテナンス状態が表示されます。
「アクションセンター」は、常時パソコンの状態をチェックし、不具合が発生した場合は画面右下に自動的にメッセージを表示し、どんな対応策を取ったらいいかを示します。
デスクトップ右下のタスクバーにある「アクションセンター」のアイコンをクリックすると、「アクションセンター」からのメッセージの内容を確認できます。ユーザが確認すべき重要事項がある場合は、旗のマークに赤い×印がついて注意を喚起します。このメッセージ画面からも、「アクションセンター」の画面を開くことができます。
「アクションセンター」には、次のような機能が実行できるメニューが用意されています。
※この記事は制作時の情報をもとに作成しています。